職人's CLUB 日記

10月に入り、やっとここ２日くらい、良いお天気が続いています。
風が冷たくなってきました。秋ですね。

以前からご紹介している、リフォーム現場です。
進みが早いので、どんどんご紹介します。

前回ご紹介した記事はこちら↓↓　併せてご覧ください。
http://sncyanagisawa.naganoblog.jp/e1991813.html

水回り＋リビング空間をリフォームしているお宅です。
現在、外壁の工事も進んでいます。
今日は、下地を準備しているところです。


今日、現場を訪れたら、床板は貼り終わり、
腰壁部分に無垢の材料が貼られていました。
同時に、キッチンカウンターが、姿を現しました。


そして、LDK全体の様子。


天井、床、腰壁部分は、県産材のカラマツを使用しています。
長野県では、県産材を使用したリフォーム工事費を
助成してくれる制度があります。
（28年度の申し込みはすでに締め切りを迎えています）

カラマツ材の特徴ですが、
堅さで言えば、ちょうど中間くらい。
ヒノキは堅い木材の代表ですし、
スギは軟らかい。
ちょうどその間くらいの堅さだそうです。
肌触りが良く、傷もつきにくい。

赤味がかった綺麗な色をしています。
油分が多いので、水にも強い。
そのため、住まいの色んな所に使えます。

油分が多い木は、経年でツヤが出て、キレイな色に
変化していくそうです。

昔は、カラマツはねじれたり、曲がったりするため、
あまり住宅には使われなかったそうですが、
現在は、材料を真っ直ぐに加工する技術などが進み、
住宅の材料に多く用いられるようになったのだとか。

無垢材は、中に空気の層があるため、
断熱性にも優れ、夏は冷たく冬は暖かい。
さらに、調湿効果もあります。

最近、弊社で施工している新築やリフォームの家は、
天井や床、そして、腰壁に無垢材を使用することが
多くなってきました。

やはり、木の温かみがある家には憧れますよね。
そして、弊社もそんな木材をたくさん使用する新築や
リフォームを得意としています。

こちらのリフォーム現場ですが…
本当に、目まぐるしく進んでいきますので、
乗り遅れないように、またご紹介したいと思います。

ブログ担当　N